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アトピー性皮膚炎にバイオ医薬品の新薬が発売!「デュピクセント」(抗体医薬品、アレルギー疾患)

 

アトピー性皮膚炎に最新技術の新薬登場!

アレルギー疾患の一つである「アトピー性皮膚炎」は、体の中の免疫反応が過剰になってしまい、皮膚にかゆみの症状がでてしまいます。

かゆみといっても、常に体のどこかしらで強いかゆみがでるため、アトピー性皮膚炎の患者は皮膚がガサガサになり、血がにじみでてるなど、かゆみの辛さだけでなくその見ためも気になる非常につらい疾患です。

これまでは、「ステロイド」と呼ばれる強い抗炎症薬の塗り薬を用いてかゆみを抑えたり、保湿剤を使って皮膚の乾燥を防いでいました。

しかし、ステロイドは長期間使うと副作用の問題がでてきますし、保湿剤もべたつきが強いものです。

しかしついに、このアトピー性皮膚炎に有効性の高い新薬が4月23日にアメリカで発売されました!(日本では来年承認(発売)予定のようです)

新薬は「バイオ医薬品」!

バイオ医薬品」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

昔からある医薬品(いわゆる薬)は、化学的に合成できる小さな分子でできた物質です。

この物質(薬)が、体の細胞内のいろいろな反応部分に働きかけて、熱を下げたり、痛みを和らげたりといった作用を起こします。

しかしこういった“症状そのもの”というのは病気の原因ではなく、病気が起こった下流側の現象なのです。

病気の原因、症状のもっと上流は、体の免疫やたんぱく質(酵素など)が関係しており、これに働きかけるには小さな化学物質ではなく、体との成分とおなじ大きな抗体やタンパク質が効果的なのです。

そういった、「抗体」や「タンパク質」に似せた構造のものを体に投与して病気の原因となる上流部分に直接作用させるのが、「バイオ医薬品」と呼ばれるものです。

今回発売された、アトピー性皮膚炎の医薬品も抗体を使ったバイオ医薬品です!

フランスの大手製薬会社「サノフィ」が研究開発した「デュピクセント」(一般名:デュピルマブ)という医薬品です。

重症アトピー性皮膚炎患者の4割が大幅に改善!

アトピー性皮膚炎といっても症状は軽いものから重いものまで様々ですが、症状の重い患者は全体の3割を占めると言われています。

医薬品を発売するには、臨床試験といわれる、ヒトを使って安全な用量から安全性や有効性を調べていく試験が必要なのですが、先行するアメリカでは(重症な)患者の約4割で大幅に症状が改善したとのことです!

4割と聞くと「少ない」と思うかもしれませんが、薬というものは人によって効果に幅があるので、4割に大幅に効いたというのは、かなり有効な薬といえると思います。

現在は注射剤で2週間に1回の投与だが、経済的負担も

デュピクセントは、注射剤といわれる剤形の薬で、その通り“注射”による投与を行います。

バイオ医薬品は、抗体やタンパク質なので普通の薬のように口から投与(経口投与)すると、胃酸によって分解してしまい、体の中に吸収されないのでほとんどが注射剤となっています。

写真はイメージ

 

注射剤は医師しか投与できませんので、当然病院に通院する必要があります。

これが、錠剤のような口から投与できる形にできれば、患者は家で薬を使うことができるので、通院の負担や注射の痛みなどの負担がなくなるので、今後は経口投与できるような研究が進むことが望まれますね。

また、バイオ医薬品は非常に高価であり、今回のデュピクセントでは1回の投与が「8万1640円」とのことです!

保険が効くので、患者が支払う自己負担金額は1~3割で済みますが、それでも1回8,000~24,000円もします!

アトピー性皮膚炎は長期間の治療が必要なので、これを2週間に1回投与し続けるというのは、やはり経済的な負担は大きいと言わざるを得ません。

とはいっても、重症なアトピー性皮膚炎の患者は、毎日本当につらい思いをして暮らしています。

経済的負担は大きいですが、ある程度収入があれば払えない額でもありません。

やはりこういった画期的な新薬は、その病気に苦しむ患者には本当に光り輝く素晴らしいものだと思います!

科学技術が進歩して、病気で苦しむ人たちが救われていくことを期待したいと思います!!

ニュース参考:NIKKEY STYLEヨミドクター

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