目次
そもそも仕事中に眠気ってどうして出てしまうのか?

仕事中に眠気がひどい、元気に仕事をしたいと思っていても、眠気に勝てないという人が多いのでは無いでしょうか?
この仕事中の眠気の発生の原因には実は多くの要因があります。
そのため、単に眠気対策を行ったとしても、解決できないことがあるのです。自分が眠気で苦しんでいる場合は、眠くなるタイミングや頻度を含めて自分の生活を見直すことで、改善することができます。
自分が眠くなってしまうタイミングを見直し、一つ一つの問題を解消することで、仕事中の眠気をなくすことができます。
仕事中の眠気の原因はいろんな種類がある
仕事中の眠気の原因は大きく分けて、大体4種類あります。4種類と言っても、複数原因を持っている人もいます。
その4種類とは、次の通りです。
- 慢性的な寝不足
- 食事後の副交感神経の活性化
- 眠気が発生しやすい物を摂取
- 病気
慢性的に睡眠不足で仕事中に眠気がある特徴とは?

仕事で眠気の原因で慢性的な寝不足が原因になっている場合の特徴は、とにかく毎日、毎時間眠気があることが多いです。寝不足の程度によりますが、慢性的な寝不足の場合は、緊張を強いる場面やストレスがある状態でも眠くなってしまいます。
いびきという睡眠の質が低下しているという病気に該当する理由もあれば、枕の高さがあっていないことでもこの睡眠不足の原因になります。
朝起きる際に、体が怠い、倦怠感があるという場合は、慢性的に寝不足があるにも関わらず、早起きをして無理やり仕事に行っている状態になります。
この場合は、一日中体の調子が不調であることが特徴です。ですが、厄介なのは休日が寝不足ではなくて活動できる人もいます。
人間は自分の好きな行動ややりたいことに対しては、交感神経が自然と活性化されて元気になります。ですが、仕事の場合は自分がやりたいことを我慢したり、ストレスがあったりすることもあり、一概に自分が快適な環境であるとは言えません。
その場合、脳は退屈と判断してしまうので、眠気が出てしまうようになります。
解決方法は規則正しい生活をして体内時計を整える、加えて毎日十分な睡眠を取るのが一番です。いびきや枕が原因の場合はその原因を取り除くことが大切です。
体内時計のズレを治すには、次の記事が参考になります↓

眠気が発生しやすい物を摂取で仕事中の眠気が発生する特徴
眠気が発生しやすい物の摂取や、飲んでしまうと仕事中の眠気の原因になります。
食べ物で代表的なのは、牛乳で、安眠に関わる栄養がありますが、個人差で仕事中に飲むと眠気が出る人がいます。

また、逆にカフェインやエナジードリングを眠気対策で摂りすぎている場合も眠気の原因になります。仕事中に過剰量を摂取していると、逆に夜帰宅後の安眠を阻害してしまうので、仕事中の慢性的な眠気の原因になります。
注意したいのは、病気の治療で薬の摂取をしている場合です。一般的にはヒスタミン系の薬剤は人によって眠気を発生することが知られています。
しかし、病院処方の場合は眠気を発生しやすい体質ですかという質問をされることが多いため避ける方も多いですが、ネットや自分でドラッグストア等、購入する場合にこの眠気を発生しやすい風邪薬を購入していることがあります。
この眠気を発生しやすい物の摂取が原因の場合は、その原因になる物の摂取の量やタイミングを調整する、止めることで、改善することができます。
病気によって仕事中の眠気が発生する特徴
病気によって仕事中眠気が発生する場合は、風邪以外にも実はあります。あまり知られていないのは花粉症です。

春先、仕事中でも眠気が発生するという人がいますが、花粉症の症状に眠気が出る人はあまり知られておりません。これは、花粉を外敵だと思い、体の体力と免疫力が落ちているためです。
花粉症が原因の場合は、アレルギーになる花粉が飛んでいる時期だけであること、一日中怠い、微熱が発生するというのが特徴です。
次に、仕事中緊張している状態でも眠くなってしまう病気で有名なのはナルコレプシーです。ナルコレプシーは睡眠を司る中枢の調子が狂っており、本来眠くなって欲しくない覚醒の時間にも深い眠りに落ちてしまう病気です。
ふと気づいたら眠くて、数時間経過していたという程度ではなくて、階段を登っていたり、重要な仕事の発表をしていたときでも突然体の力が抜けて寝てしまいます。
この場合は、病院での治療が必要で、最悪の場合は大怪我をすることもあります。
また、睡眠障害によるいびきや睡眠の質が悪いという病気も隠れていることもあるため、ひどい場合は治療が必要です。
【まとめ】仕事中の眠気は様々、自分の原因を知ることが改善の一歩

仕事中の眠気の原因は様々で、眠気の発生の原因は一概に決めることができません。
仕事中、一日中元気な人はおらず、眠気を感じない人は眠気の原因を知って、なりやすい自分の傾向を避けることで仕事中の眠気を避けるようにしています。
なので、自分が眠くなりやすいのに迷惑をかけていると言って気にして我慢をしすぎると大きな病気が隠れている可能性もあります。
仕事中に眠気をよく感じる人は、原因を解決して、気持ちよくいい仕事ができるようにしましょう。

